2012年5月15日火曜日

内蔵HDD・ハードディスクのUSB接続 パソコン初心者講座


パソコンに内蔵されているハードディスクをUSBで接続すると、Windowsが起動しない場合でもデータ取り出しができる時があります。また外付けHDDがパソコンで認識されない場合も、ハードディスクを取り出し状況を確認することができます。

古いパソコンや使用しなくなったパソコンのハードディスクを活用する場合はUSB接続が基本となりますので、こうした方法は覚えておくと後々役立ちます。今回はパソコンに内蔵されているHDDをUSB接続するスタンダードな方法・道具を紹介しています。

ハードディスクの種類

内蔵されているハードディスクをUSBで接続する前に知っておくべきことは、ハードディスクにはどのような種類があるか?ということです。ハードディスクには大きく分けてデスクトップパソコン用の3.5インチHDD、ノートパソコン用の2.5インチHDDとがあります。これはただ単に大きさを示しています。一部のモバイルノートパソコン用の1.8インチHDDがありますが、これはごく少数なので今回は考えないものとします。

そして次に接続形態として、IDE接続とシリアルATA接続とがあります。IDE接続は別名パラレルATAともいわれ、金属のピンがいくつも出ているものです。もうひとつの種類はシリアルATAといわれるもので複数のピンがあるのでは、L字型になっているものです。

つまりデスクトップパソコンには3.5インチIDEのHDDと3.5インチシリアルATAのHDDがあり、ノートパソコンでは2.5インチIDEのHDDと2.5インチシリアルATAのHDDがあるということを覚えておくといいでしょう。


ラップトップは、放射線を出すことができ

方法と道具

内蔵ハードディスクをUSBでつなぐ場合、その接続形態、IDEかシリアルATAかで使用する道具は異なりますますが、最近では便利になったものでIDEにもシリアルATAにも対応した道具が出ています。もちろんこれは3.5インチ、2.5インチ両方にも対応しており、これひとつでデスクトップパソコン、ノートパソコンに内蔵されているほとんどのハードディスクをUSBで接続できます。

GROOVY 型番 UD-500SA Windows、Mac、PS3に対応。Macは10.26以上。ハードディスクをUSB接続するために必要な電源、コネクターなどすべてそろっています。

主要な道具はこの三点。UD-500SAの箱の中に入ってます。電源(左上)、HDDをUSBで繋ぐコネクター(右上)、IDEとSATAの電源変換コネクター(下)。

コネクターは、シリアルATA、2.5インチIDE、3.5インチIDEにそれぞれ接続することができます。写真はノートパソコンの2.5インチHDD。コネクターとHDDを接続して、パソコンのUSBにつなげば外付けHDDとして認識されHDD内のデータを見ることができます。電源供給は不要です。

2.5インチIDEタイプのHDDは中央のピンがひとつ無いのが特徴です。

コネクター側はこの部分が穴になっていないので、HDDとコネクターをよく見てきちんとあわせて接続します。


どのようにSATAドライブを合わせて

ちなみに2.5インチSATAです。L字型が特徴です。コネクターもL字型になっているので接続の際は合わせるようにします。電源供給は必要です。

3.5インチIDEです。中央のピンが一つなく、凹みがあるのが特徴です。

コネクターもこれに合うようになっています。

電源を使用するのは、2.5インチシリアルATA、3.5インチのIDEとシリアルATAです。コネクターをHDDと接続後、ケーブルについている電源ONを押してHDDに通電させます。2.5インチIDEのハードディスクのみ電源は不要。先にパソコンにUSB接続して電源ONにしてもいいし、電源ONにした後USBでつなぐのもどちらでも構いません。

SATAの場合はこの変換コネクターを使用します。

HDDコピー・クローン作成

HDDをUSB接続するというのは、内蔵のハードディスクを取り出してデータ救出を行うというのが最も多いのですが、新しいHDDやSSDに丸ごとコピーしてクローンを作成するという時ももちろん使用できます。

ノートパソコンにしろデスクトップにしろ専用のHDDコピー・クローンソフトを使用して新しいHDD・SSDをUSB接続すれば、クローン作成を行うことができます。

SSDをUSB接続することも可能です。SSDもHDDとインターフェースは同じで、IDEかSATAがあります。


無線ラップトップコンピュータは何ですか?

光学ドライブ

ほとんど使用することはないですが、5インチの光学ドライブも接続することができます。光学ドライブもハードディスクと同じでIDEやSATA接続です。ハードディスクと同じように接続することで、マイコンピュータに外付けの光学ドライブとして認識され動作させることができます。

光学ドライブのないノートパソコンで、CD・DVDからのインストールをするなど一時的に使用する際に活用できます。

外付けケースの利用

このように内蔵ハードディスクは、専用のコネクターと電源があればUSBによりパソコンと接続できるという原理を知っておくといいでしょう。

そしてもし内蔵ハードディスクを外付けのHDDとして活用したいのであれば、ケース付のもので利用することができます。

外付けのケースは、3.5インチ・2.5インチ用に分かれます。またIDE接続かSATA接続かでも選択するケースは異なります。使用しているハードディスクがどのタイプのものであるか把握して、外付けのケースを選択するといいでしょう。

玄人志向 2.5型HDDケース IDE接続 GW2.5AI-U2 。HDDを入れて4本のネジでとめるだけというシンプルな構造です。小型ドライバー付。下記は2.5インチIDE用。他に2.5インチシリアルATA用、3.5インチ用もあります。

玄人志向 2.5型HDDケース GW2.5SJ-PU2/SW 。ネジなしで組み立てることができ、耐衝撃シリコン製の保護カバー付き。下記は2.5インチ IDE用。


GROOVY 3.5"HDD CASE IDE-CASE3.5 SL 。IDE用とシリアルATA用、また2.5インチ用もあります。下記はIDE用。

GROOVY 3.5"HDD CASE SATA2-CASE3.5 SL。SATA用。Groovyの組み立て簡単なHDDケース

ハードディスクの状態を確認する

外付けHDDとして使用する場合はハードディスクの状態を確認しておくといいでしょう。

もともとパソコンに内蔵されていたハードディスクを使用するということが一番多いと思いますが、長年使用されていたハードディスクならば劣化していたり不良セクタが多くてデータの救出はできても、外付けHDDとしての利用は適さないという場合もあります。過信は禁物ということです。



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