ロールアウトラップトップ (SAP ライブラリ - モバイルクライアント)
目的
ロールアウトモードを使用して SAP CRM モバイルアプリケーションの実行を開始するのに必要なデータを備えた新しいラップトップを生成することができます。これにより Go-Live プロセスが容易になります。
ロールアウトモードでアプリケーションを開始するには、開始 → プログラム → SAP CRM モバイルクライアント → 管理ツール → モバイルクライアントロールアウトマネージャを選択します。
プロセスフロー
1. ロールアウトマネージャの実行:- ラップトッププロバイダはそのコンピュータ上でロールアウトマネージャを実行します。
2. CRM サーバとの接続: いったんツールが起動したら、CRM サーバとの接続を確立する必要があります。
キ OK を選択します。
CRM サーバログオン画面が表示されるため、CRM サーバに接続するためのログイン属性を入力する必要があります。
以下を入力します。
項目 | エントリ |
宛先名 | CRM サーバ名 |
アプリケーションサーバ | CRM サーバの IP アドレス (SAP ルータストリング) |
システム番号 東芝タッチスクリーンのラップトップ | CRM サーバのシステム番号 |
クライアント番号 | 接続する必要のある CRM サーバのクライアント |
ログイン | 使用するユーザ ID |
パスワード | 使用するパスワード |
入力した詳細はレジストリで保存され、次回にアプリケーションを起動するときにリトリーブされます。ただし、パスワードはレジストリに保存されません。
3. ロールアウトするラップトップのサイト ID の選択
キ OK を選択します。
モードコンボボックスが表示されるため、ロールアウトサイトまたは交換サイトを表示するかどうかを選択する必要があります。
キ ロールアウトを選択します。
すべてのモバイルクライアントロールアウトサイトは、既存のサイトの下に表示されます (左側)。
キ ロールアウトする必要があるラップトップのサイトID を選択します (一度に複数のサイトID を選択できます)。
検索ボタンを使用して希望するサイトを選択することができます。これにより、組織またはユーザを基準としてサイトを選択することができます。
キ OK を選択して続行します。
これ以降に発生するプロセスは自動的に処理されます。
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4. 固定サイト詳細の読込: 固定サイトの詳細が読み込まれて、さらに使用できるように記録されます。
5. 固定サイトのインバウンドキューのチェック: データの消失を避けるため、固定サイトのインバウンドキューに未処理メッセージがないかをチェックします。メッセージが処理されて、インバウンドキューは空白になります。
6. ロールアウトラップトップのデータベース ID の削除: ロールアウトサイトのデータベースID は、DBID エントリがあるかどうかがチェックされ、入力されている場合、値が削除されます。
7. ロールアウトラップトップのアウトバウンドキューエントリの削除: ロールアウトサイトのアウトバウンドキューエントリは CRM サーバ内で削除されます。アドミンコンソールの抽出機能をあとで使用してデータを抽出する際に、サイト固有のデータがすべて抽出されるため、エントリがすでに存在している場合はアウトバウンドキューでデータが重複してしまいます。
8. 固定サイトでのコントランスNT サービスの停止: サービスを停止すると、バックアッププロセス中にデータが部分的にインポートされることがありません。
9. コントランスの開始: CRM サーバからデータの受信を開始するためにコントランスを実行する必要があります。CRM サーバのアウトバウンドキューに保留エントリがある場合、ロールアウトマネージャはデータ転送を自動的に開始して、これらのメッセージを受信します。
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10. アドミンコンソール抽出機能の開始および統合データベースからのサイト固有データの取得: データベースID を削除することによりロールアウトラップトップのサイトID が解放されるので、サイトは再利用することができ、そのサイトに関連するすべてのデータは統合データベースから抽出する必要があります。ツールは各ロールアウトサイトのサイト固有抽出 (バルクデータを除く) をトリガします。
11. 固定サイト上のユーザデータベースのバックアップ: ユーザデータベース(IDES) は、ロールアウトラップトップに再構成できるようにバックアップする必要があります。コントランスはバックアップ前に実行されているため、ユーザデータベースには最新データが保存されます。
データベースのバックアップは、文字通りのバックアップとは異なります。Microsoft SQL Server がシャットダウンし、データとログファイルがバックアップディレクトリにコピーされて、サーバが再起動します。後で、再構成プロセス時にこれらのファイルはロールアウトサイトのデータディレクトリにコピーされ、ターゲット SQL サーバに割り当てられます。これにより、ロールアウトマネージャのパフォーマンスが最適化されます。
バックアップを開始する前に、IDES データベースが使用されておらず、アクセスされていないことを確認してください。また、バックアップ開始時に、Microsoft SQL Server が実行していなければなりません。
12. コントランス NT サービスの再開始: CRM サーバから固定サイトへのデータ転送を再開して、CRM サーバとの同期を維持します。
13. 固定サイトからロールアウトラップトップへのユーザデータベースの再構成: ユーザデータベースを再構成する必要があるロールアウトラップトップの機械名を入力してから、選択されたサイトの処理ボタンを選択します。
リストアは順次プロセスです。つまり、一度に 1 回のリストアしか実行できません。同時リストアはサポートされていません。
14. ロールアウトラップトップからの固定サイトに関連するデータの削除:- これにはテーブルに存在するサイト固有のデータなどの詳細が含まれます。再構成プロセス時に、固定サイトに関連するサイトおよびキュー固有データもロールアウトサイトに送信されます。このデータを削除して、サイトを再利用できるようにする必要があります。CRM モバイル関連のユーザ情報も再登録する必要があります。これは自動的に処理されます。インストールパスに保存されているSQL スクリプト"CleanDB.sql" を実行します。
15. サイト ID の再割当: この機能の実行によりロールアウトラップトップのデータベース ID とキューID が CRM サーバを使用して登録されます。
16. コントランスのトリガ: データ受信を開始します。コントランスのインスタンスが固定サイトですでに実行中の場合は、ロールアウトマネージャを使ってコントランスをトリガすることはできません。
結果
ラップトップは、CRM モバイルアプリケーションの使用を開始するために必要なすべてのデータとともにGo-Live プロセスのための準備が完了しました。
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